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オープンダイアローグとは?

​対話が持つ不思議な力

オープンダイアローグとは、フィンランド人のヤーコ・セイックラとトム・アーンキルの二人により開発され、フィンランド西ラップランド地方のトルニオ市にあるケロブダス病院において、1980年代から開発と実践が行われてきたケアの手法です。

​近年、急速に注目を浴びてきたオープンダイアローグは、

開かれた対話と未来という本が齋藤環氏(精神科医、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授)によって翻訳されています。

このオープンダイアローグという対話は、一言でいうと他者をコントロールしようとしない、相手の主観を尊重し敬意を払い、こうなんだからこうすべきという押しつけからアドバイスをして「他者を変えよう」とするやり方を控える対話方法です。

対話的な態度と他者への心からの関心を持ち、結果に導こうとしないオープンな対話、むしろ自分のアドバイスの方向性を変えてみます。

 

☆オープンダイアローグの説明に関しては、齋藤環氏がフィンランドNational Institute for Health and Welfareの刊行物を翻訳した「開かれた対話と未来 今この瞬間に他者を思いやる」と題された医学書院発刊から抜粋して掲載しております。

私たち、Heart Full Villageでは、この未来へ向けた開かれた対話を軸に学習会を開き、実践していこうと思っています。

このオープンダイアローグという対話方式は、決して医療関係者だけが使うものではなく、色んな暮らしの場面で、問題解決に向けて学校関係者や福祉関係者、行政機関、親子間、夫婦間、会社の会議などたくさんの場面で実践していけるものです。

​ご質問、ご興味のある方はお問い合わせください。

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